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熱湯消毒と煮沸消毒って何が違うの?何分?何回?レンジでOK?熱湯消毒の注意点まとめ

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熱湯消毒とは沸騰したお湯を回しかけること

熱湯消毒とは
洗剤などで洗い終わったまな板や包丁、食器などに
沸騰した熱々のお湯をかける消毒法
です

鍋などに入れて数分間グツグツさせるのは
煮沸消毒法
です
お湯を使って菌を殺す原理は同じですが
手順や時間、効果性に違いがあります



熱湯消毒と煮沸消毒の違いは時間と温度

明確に分けられてはいないものの一般的には

熱湯消毒は80度以上のお湯を10秒以上かけること

煮沸消毒は80度以上のお湯に10分以上浸けること

を指しているようです

果実酒をつける際や授乳用品などを
熱湯あるいは煮沸消毒される方も多いのではないでしょうか

鍋に入る大きさのものであれば
10分以上沸騰させる煮沸消毒の方が確実です。


熱湯消毒をする時間は10秒以上(長い方が良い)

食器や器具などキレイに洗ったあとに
熱湯を回しかける場合は10秒以上かけてください

お湯は熱い方が効果的ですし10分くらいかければより安心です

でも給湯器でも80度以上は難しいですよね




熱湯消毒のあとは拭かずに自然乾燥

濡れたままだと雑菌が増えそうな気がしますが

熱湯をたっぷりかけたあとは熱々になっているので
清潔なふきんなどの上に置いておくと余熱ですぐ乾きます

拭きたい気持ちを抑えて放置してください



熱湯消毒をするときの注意点

お湯はねによるヤケドに注意!

お皿や調理器具の形状によっては
思わぬ方向にお湯が跳ねることがあります

哺乳瓶などは特にお湯
ハネが危ないので
熱湯はかけないでくださいとなっているものもあります


耐熱温度に注意!

耐熱100度以下のものだと変形したり割れたりするので
ご注意ください

プラスチックはもちろんガラス製のものも
耐熱とそうでないものがありますので
熱湯をかける前に注記をよく確かめてくださいね

熱湯をかける前にキレイに洗ってから!

魚やお肉を切ったまな板を洗う前に熱湯消毒してしまうと
たんぱく質が固まってしまいます

包丁で傷がついた奥で固まってしまうと
それが菌の温床になってしまうので

洗剤でキレイに洗う→熱湯をかける
の順番が鉄則です





電子レンジでの消毒はおすすめしません!

容器に少量の水を入れ数分チンする消毒法も紹介されていますが
電子レンジでの消毒はしないでください
というメーカーも少なくありません。

その理由は

  • レンジだと加熱にムラがあるため全体が消毒されない
  • レンジでお湯を沸騰させることが危険(機種による)
  • お湯が温まっても容器は加熱されていないので意味がない

といったことのようです。
やはり多少手間でも熱湯か煮沸消毒の方が良さそうですね


熱湯が良いか煮沸が良いかはモノによる

結論

  • 熱湯消毒は80度以上のお湯を回しかける
  • 煮沸できるなら煮沸消毒の方が確実
  • 熱湯消毒のあとは余熱で自然乾燥
  • レンジでの消毒は不十分



例えば

ヨーグルトメーカーの
内蓋や容器は煮沸してしまうと変形することがあるので熱湯消毒で!
となっているものがあります。

逆に


哺乳瓶は熱湯消毒は
ヤケドの危険があるので煮沸消毒してください!となっています


高温で殺菌する原理は同じですが
熱湯消毒と煮沸消毒は違うものなので
用途や形状によって対応すると良いと思います!

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